東海新報 第16061号 平成23年(2011年)6月9日(木曜日)
小友中野球部を激励 巨人軍橋選手サインボール贈る
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東海新報 第16030号 平成23年(2011年)5月3日(火曜日)
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水戸や横浜から支援 大規模な炊き出しも展開 陸前高田
茨城県水戸市の僧侶や神奈川県横浜市の団体がこのほど、陸前高田を訪れて物資の提供や大規模な炊き出しを行った。関係者らは「何とか継続をしていきたい」と話し、被災者への長期支援を誓っていた。
このうち、水戸市の開運寺住職・秋山現信さんは、震災からすでに9回にわたって支援活動を展開。当初は釜石市内に物資を届けていたが、縁あってJリーグ鹿島アントラーズの小笠原満男選手(大船渡高校出身)から妻・かおりさんの実家がある陸前高田に寄ってもらえないかとの依頼を受けたのをきっかけに物資を送り続けている。
自身の自宅も地震で倒壊し、被災直後には地域住民ら150人が寺に避難していたという秋山さん。被災者らは既に自宅に戻ったものの、自身は現在も寺で生活を送っている。
自らも被災者の一人であることから、避難所の状況を理解。「なかなか物資が届きにくい自宅避難者の力になれれば」と、かおりさんの父・戸羽正光さん宅に野菜や肉、魚などを自ら配送。福島県いわき市にある妙運寺の住職でもあることから、風評被害に苦しむいわきの野菜を用意することで二つの被災地救済につなげているという。
毎週といってもいいほどの支援の輪はさらに広がり、大がかりな炊き出しにもつながった。高田町の高寿園では、秋山さんのいとこである横浜市の妙深寺住職・長松清潤さんが所属する団体「29(トゥエンティーナイナーズ)」が昼食を振る舞った。
この団体は肉の愛好者からなる親睦団体で、29(ニク)の日にちなんで炊き出しを実施。メンバーや神奈川のボーイスカウト、ガールスカウトら約90人が来市し、米国肉食輸出連合会やハム会社から提供された豚肉や牛肉300`、静岡県清水港で水揚げされたアジ、新鮮野菜のサラダや炒め物など約500食を提供した。
会場では同施設の避難者やスタッフだけではなく、地域住民らが集まり、おいしい食事に舌鼓。ボランティアスタッフの中にはタレントのヒロミさんもおり、子どもたちと写真撮影に応じていた。
さまざまな支援の仲介役に立った戸羽さんは「何が縁になるか分からないが、本当にありがたい」と、関係者らに感謝。秋山住職は「できる限りは支援を続けていきたい」と話していた。